Philosophy
経営理念
富山の障がい福祉に、今までになかった挑戦がはじまります。
わたしたちの社会には、障がい(ハンディキャップ)の有無に関係なく、評価を与えられる場所があります。
その場所とは、色、音、形、言葉、想像力などの表現が認められ、国籍も、人種も、障がいも、差別もなく、言語も超えて、作品に対して純粋に評価を得ることが可能な「デザイン」の世界です。
しかし、わたしたちの社会には、こうした表現力の世界で、障がいを持った方がデザインやアートを学び、デザイナーとして才能の芽を伸ばしたり、社会で活躍できるまで十分にサポートできる環境は整いませんでした。
近年、障がい者総合支援法を中心として、社会での障がい福祉サービスの提供に大きな変革の時代が訪れ、より高度で、より専門性の高い技術支援の提供を行う就労支援施設の誕生が強く求められるようになったことで、あらためて障がい者の社会進出の幅を広げる就労支援事業の専門性が問われるようになってきました。
このような時代の変化を背景に、わたしたちは商業デザインという専門性の高い分野の技能を活かした職種や、仕事を夢描いてきた多くの障がい者の皆様に、挑戦と夢と希望を育む場所として、就労支援施設「日本社会福祉デザインセンター」を開設いたしました。
わたしたちが新たな挑戦を行うためにご賛同いただいた多くの皆様に感謝するとともに、社会に大きな夢と希望が生まれるよう、デザインを通じた絆を広げていきたいと考えています。
今後とも、ご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
代表 大平 貴之